バッハ 無伴奏チェロ組曲 第1番ト長調 BWV1007

本日は私がよく視聴させて頂いているチェロ奏者、ミッシャ・マイスキーさんの演奏にリンクを貼らせて頂きます。

1948年ラトビア生まれという事で下段にリンクを貼らせて頂いた新しい映像ではかなりお年を召しておられます。

ホールや録音の違いもあるのかとは思いますが25歳の若い頃は尖っていて凛々しい演奏で、72歳とお年を召してからは円熟味を帯びて優しい音になっているような気がします。

何れにせよ私にとってバッハの無伴奏チェロ組曲はシンプルでありながらダイレクトに心に語りかけてくれるような気がしてリラックスしたい時には欠かせない曲です。

特に動画ではミッシャ・マイスキーさんの演奏がお気に入りなんです。

是非皆様もミッシャ・マイスキーさんのバッハで癒やされて下さい。

2020年の演奏

Ana Vidović – FULL CONCERT – CLASSICAL GUITAR – Live from St. Mark’s, SF – Omni Foundation

今日はクロアチア出身のグラシックギタリスト、アナ・ヴィドヴィチの演奏会の模様にリンクを貼らせて頂きます。

ローマ字をさっと見てイタリアのサン・マルコ寺院での演奏かと思いましたが外観を見てよく検索してみるとアメリカカリフォルニア州のセント・マークス・ルーザラン・チャーチでの演奏のようです。

教会の残響音が何ともこの演奏に合っていてバッハの曲など心安らぐ演奏をしてくれています。

ギターというのは独自の進化をとげていて面白いです。

16世紀くらいから使用されてきたようなのですがクラシックギターの前身楽器からクラシックギター、アコースティックギター、1930年代に発明されたエレキギター、それぞれ個性があっていいですね。

フジコ・ヘミング 「ラ・カンパネラ」など4曲

ピアノ曲はある程度以上の技術がある方なら名曲も弾けるようで弾けない私からすればすごいのですが、リスナーという立場になると聴いていて感動しない演奏が多いです。

プロの演奏家にも様々なタイプの演奏をされる方がいらっしゃってテクニックに走ってすごいなーと思う反面やはりあまり感動しない演奏と感じる方もいらっしゃいます。

フジコ・ヘミングさんはどちらかというとスローテンポで情緒豊かな演奏をされるような気がしていてリラックスしたい時に聴くピアノ演奏としては最高だと感じます。

今回はコロナ禍の中、再開されたライブがアップされていましたのでリンクを貼らせて頂きました。

この動画は嬉しいことに名曲揃いで、リスト「ラ・カンパネラ」、モーツアルト 「ピアノ協奏曲第21番ハ長調K.467第2楽章、第3楽章」、ショパン「ノクターン」の4曲を演奏されています。

さあ、美しいピアノの音色に癒やされてみましょう。

ソフィア・キプルスカヤ ハープ コンサート

本日はハープの音で癒やされたいと思います。

ハープはその形状も音も美しく私達をリラックスさせてくれます。

この方、数々のコンクール受賞歴がありハープ奏者として完成度が高い演奏をされています。

この動画の面白い所はバッハのトッカータとフーガやスメタナのわが祖国からモルダウなどハープで演奏する事があまりない曲をアレンジして演奏している所です。

ハープの演奏会で(アップ時点で)170万回以上試聴されているのもすごいですね!

亡き王女のためのパヴァーヌ

本日はラベルの曲で癒やされてみましょう。

亡くなった王女のための舞踏曲というニュアンスのタイトルのようでタイトルにあるように少し悲しげでスローテンポな曲です。

1902年にピアノ曲として初演された曲を1911年にオーケストラ版として演奏したようです。

ラベルは管弦楽の魔術師と呼ばれるくらい管弦楽のアレンジが巧みな事で有名です。

ボレロの作者でもありますしムソルグスキーがピアノ曲として残した展覧会の絵をオーケストラ版にアレンジして今有名なものはこのアレンジ版である事が多いですよね。

オーケストラ版はラベルの故郷であるフランスのオーケストラ演奏で、フランスのオーケストラ特有の音(特にホルンは重すぎず特徴のある音質だと感じます。。。)でラベルっぽい?と感じます。

フジ子・ヘミングのピアノ演奏も趣があって良いですね。

【フランス国立管弦楽団(オーケストラ版)の演奏】

【フジ子・ヘミング(ピアノ版)の演奏】

J.S.バッハ ゴルトベルク変奏曲

ピアノが台頭してくるまでは現在のピアノの代わりによく演奏されていたというチェンバロ。

その音色は独特で激しい強弱が無いだけに癒やされてしまいます。

ピアノがもてはやされてからは演奏される機会が激減したようなのですが20世紀に入り古楽器の見直しがされはじめて復活したようです。

現在では時折クラシック音楽以外でもこの音色が使われている事がありますね。

この曲、不眠症に悩む伯爵にバッハに師事していたゴルトベルクが初演の演奏をしたとされる事からこのタイトルが付いたようです。

「2段鍵盤付きクラヴィチェンバロのためのアリアと種々の変奏」というのが原題のようで2段の手鍵盤のチェンバロのための変奏曲 (BWV 988)「クラヴィーア練習曲集」の第4巻を指すようです。

30の変奏を聴いているうちについうとうと。。。

Alison Balsom Live in London itunes

今日はアリソン・バルサムというイギリスの女性トランペット奏者の音色に癒やされてみたいと思います。

別のライブ動画をYoutubeで偶然発見してファンになってしまいました。

この方のトランペットの音色は柔らかく聴いていて大変心地よいです。

ロンドンでのこのライブではクラシックはもとよりポップスやジャズなど沢山のジャンルを演奏しておりこの方の豊かな表現力を感じることが出来ます。

楽器も通常のトランペット、ロータリートランペット、フリューゲルホルン、ミュートを使った演奏など多岐にわたっていて1曲ずつ聴き飽きないよう構成されています。

リラックスタイムに様々なトランペットの表情を感じるのも良いですね。

ハイドン:2つのホルンのための協奏曲

バロック音楽は聴いていて心が安らぎます。

私はこの曲特に第2楽章が好きで年に何度か聴きたくなるのですが面白いソースを2年程前に発見してまだ残っているようなのでリンクを貼らせて頂きました。

ラデク・バボラークとサラ・ウィリスという超有名なホルン奏者が演奏しているのですが子供の声が聴こえるし風が吹きさらしているようだし。。。でもホルンの演奏は超一流です!

調べてみると2019年7月6日(土)札幌芸術の森・野外ステージで開催されたパシフィック・ミュージック・フェスティバル札幌のステージの一部でどうも入場無料、子供の観覧もオーケーという何とも優しいコンサートであったようです。

音質と画質は気にせず同じ場にいた気分になって風を感じながら癒やされてしまいませんか?

ベートーヴェン 交響曲第9番

今日はベートーヴェン交響曲第9番で心を豊かにしてみましょう。

ムーティー~シカゴ交響楽団の名演です。

この曲はやはり第4楽章があまりにも有名ですね。

ベートーベンの第9といえばこの楽章ですが私個人的に至福の時間を感じるのは第3楽章(35分50秒あたりから)なのです。

満たされない思いが詰まっているような、幸福で満たされるような何とも言い表せない思いで胸がいっぱいになります。

少し長いですがお時間がある時には全曲(全楽章)を聴いて頂くことをお勧めします。

ちなみにCD(コンパクトディスク)の企画を考える段階でデータ量を決定する際にこのベートーベンの第9交響曲全曲が1枚に収まるようにとの基準で決められたというお話を聞いた事があります。

それだけ大切にされている曲なのですね。

モーツァルト:セレナード第10番 変ロ長調「グラン・パルティータ」

本日は心が落ち着くモーツアルトの音楽をお贈りしましょう。

セレナードとは夕べの音楽:夜曲 ( やきょく ) あるいは 小夜曲 ( さよきょく、しょうやきょく )と日本語訳されるジャンルの音楽で娯楽性の高い器楽曲だそうです。

このモーツアルトのセレナード第10番はどの部分かは聴いたことがあるのではないかと思われる名曲で眠る前の読書タイムに、ティータイムに最適です。

動画は少し荒いですがオランダに本拠地を置く18世紀オーケストラ(リコーダー奏者フランス・ブリュッヘンが私財を投じ、世界15カ国から優れた古楽奏者が集まってで結成された古楽オーケストラ)の演奏はモーツアルトが耳にしたであろう当時の音を彷彿とさせてくれる名演だと思います。