本日は武満徹さんのノーベンバーステップス 動画の原題「Takemitsu November Steps Dutoit com NHK Salzburgo 2013」にリンクを貼らせて頂きます。
この曲はクラシック曲ですが比較的新しい曲で平成8年までご存命であった武満徹さんの作品です。クラシックと言っても現代音楽に部類されるものでハーモニーではなく私の私見ですが音と間(ま)を感じる為の作品だと思います。
オーケストラに琵琶と尺八を加えた珍しい編成で演奏される知る人ぞ知るクラシック現代曲の中の名曲です。この曲に関しては色々逸話があって面白いのでWikiへのリンクも貼らせて頂きます。(ノーベンバーステップス By Wiki)
2013年のザルツブルク音楽祭の模様でNHK交響楽団演奏、指揮は音の魔術師と言われるスイス出身のシャルル・デュトワ。
琵琶と尺八を主役に置いた事で音符には無い微妙な音程と間を感じる事が出来ます。クラシック音楽から現在のポップスまで十二平均律を元にされており日本の古典楽器のように平均律では表せない微妙な音程が表現されています。
以前坂本龍一さんの環境音楽ライブでもお話させて頂きましたが音と間(ま)を感じる曲の中で日本人だからでしょうかクラシックではこの曲が一番心に響きます。