スキャットが素敵なダニエル・リカーリ

【コラム】

本日はスキャットに関するリンクを貼らせて頂きます。

特に意味をなさない言葉「ダバダー」「シュビドゥビ」などを音楽に合わせて即興で歌うジャズなんかに多い歌い方をスキャットと言うみたいです。

このスキャットで私が好きなのはダニエル・リカーリさんの歌声です。

「ふたりの天使」という曲は大ヒット曲で今でも男女が恋に落ちるシーンなどでどちらかと言えばふざけて使用される事が多いですが大変素晴らしい曲です。

この方は1964年のフランス映画「「シェルブールの雨傘で主演女優カトリーヌ・ドヌーヴさんの歌声を担当して一躍有名になった方です。

時代的にソースはかなり古くダニエル・リカーリさんが歌っている動画などは残っていないのだと最近まで思っていました。

が、さすがYoutube!ありました。

テレビ番組の収録なのでしょうか。クラシック曲「ケテルビー ペルシャの市場にて」をスキャットで歌っています。

最初から美しい歌声ですが、サビからはやはり圧巻でさすがだなと思います。

歌声を活かしている美しいオーケストレーションも◎。

特に過去の収録は取り直しのきかないものだったと思われますが残された動画のクオリティーは素晴らしいと思いますし、数少ない動画の様子を見ていると次にたどり着く音(歌声)についての思いが伝わって来て大変優れた音楽家でもあったのだなと思います。

発見できた動画数点にリンクを貼らせて頂きますので今日は美しい歌声に癒やされてしまいましょう。

若かりし日の動画(アルビノーニのアダージョ)

ショーで歌っている様子(Preludio para un amor:愛への序曲)